70年の冶工具製作の経験で培った自社技術を活かし、旋盤加工はもちろん熱処理、表面処理等まで杉山製作所で一貫して受託いたします。
熱処理
鉄鋼材料の材質特徴は大別すると強さと靭性の2種類が重要になります。強さは、硬さ・引張強さ・降伏強さ・曲げ強さ・疲れ強さ・耐摩耗性などによって表され、靭性は伸び・絞り・衝撃値などで表されます。
一般にこの強さと靭性は通常の材料、処理の範疇内では相反関係にありますが、熱処理を行うことにより、この2つの性質を鉄鋼材料に同時に持たせることが可能です。
杉山製作所では長年の冶工具製作の経験から一般的な焼き入れ、焼き鈍しといった熱処理はもちろん、高周波焼き入れや浸炭、火炎焼き入れ、窒化処理、ソルト焼き入れや真空焼き入れといった特殊熱処理のご相談も承ります。
強度・精度を要する各種部品、冶工具をご検討の際は杉山製作所にご相談ください。
表面加工
金属素材は耐久性や靭性、耐熱性など材料によってそれぞれに優れた長所を持ちますが、さらに材料表面に加工を施すことで、金属素材単独では得られない、表面高度や耐摩耗性、潤滑性、耐食性、耐酸化性、耐熱性、断熱性、絶縁性、密着性、および、装飾性や美観など、様々な性質を向上させることができます。
「この材料でこんな性質を持たせたいんだけど・・」
「材料費を安くして同等以上のスペックを出したい」
など、各種ご相談を承りますので、お問合せください。